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【コラム】日中サービス支援型とは?~重度化対応へ~

2022.09.06

皆様、重度障がい者の受け入れ態勢は整っておりますでしょうか?
近年の介護・障がい事業は重度受け入れの対応が求められております。

今回のコラムでは、前回のコラムでも少し触れました、日中サービス支援型についてもう少し詳しくお話したいと思います。


1.日中サービス支援型共同生活援助とは?

まず、日中サービス支援型を一言でご説明しますと、重度障がい者向けの障がい者グループホームです。
包括型グループホームと違い、利用者様は日中もグループホームで過ごすことができます。

日中サービス支援型は、障がい者の重度化・高齢化に対応するために近年注目され始めた共同生活援助の新たな種類です。
短期入所を併設し地域で生活する障がい者の緊急一時的な宿泊の場を提供することとしており、障がい者の地域移行の促進や地域生活の継続など、地域生活支援の中核的な役割を持っています。

対象者は、重度化・高齢化のため、日中活動サービス等を利用できない障がい者です。共同生活援助の一種であることから、障がい者区分による制限はありません。
具体的には地域において自立した日常生活を送る上で、相談、入浴、排泄又は食事の介護その他日常生活上の援助を必要とする障がい者が対象となります。
また、将来的な身体機能の低下に対しても配慮できることが必要なことから、様々な基準が設けられています。


2.日中サービス支援型の特徴とメリット

24時間サービスを受けられる

これは、日中サービス支援型に特化したメリットで、昼夜問わずいつでも常駐スタッフによりサポートを受けられます。サポート内容の例としては、お金の管理や安全管理、料理が苦手といった利用者一人ひとりの悩みを解決するサポートです。利用者ごとに個別で作られた支援計画は自立を目的とした改善が繰り返され、常にブラッシュアップされます。

短期入所ができる

地域で暮らす障がい者の一時的な緊急入所の対応の為に、短期間入居ができる住居をグループホームの近くに設けます。
これによって、障害者の通勤等による施設からの地域移動や地域生活を続けること、地域における生活のサポートといった点に今後重要な役割が期待されています。
このように、日中サービス支援型も障がい者の地域移行・自立支援という一貫した目的のもと運営されるグループホームです。


さいごに

今回もコラムをお読みいただき、誠にありがとうございました。

今回は日中サービス支援型グループホームの記事を書かせていただきましたが、内容が分かっても、実際に施設を開設するためにはまず何から始めればよいかわからない方が多いかと思います。
まずは、じっと考え込まずに、お気軽にご相談ください。
実際に障がい福祉事業を運営しつつ、岩手県を中心に既に多くの運営事業者様の開設サポートをさせていただいている弊社が、皆様のお悩み解決をお手伝いいたします。

また、当ホームページのトップページには、日中サービス支援型グループホームも含め、いくつかの資料をご用意しております。こちらは無料でダウンロードいただけますので、是非ご活用くださいませ。

今回のコラムが皆さまのお悩み解決に向けた足掛かりとなれば幸いでございます。

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